分類
サケ目サケ科
旬の季節
5月~6月
産地
天然では、カリフォルニア、アラスカ、サハリンの河川で産卵し、北太平洋域の海で過ごした後、産まれた川へ遡上する。日本の海域では獲れない。
特徴
◆外観は白鮭に似ている。褐色を帯びた銀白色で尾びれに銀色の線がある。背部、背びれに黒点が散らばっているのが特徴。体長は70㎝前後に成長する。
◆成長が早いことから、1976年宮城県志津川湾で海面養殖が開始された。養殖の普及と成長の早さから比較的安価であるにもかかわらず脂がのっていて美味なため塩鮭のほか、鮭の切り身、コンビニ用のおにぎりにもよく使われいる。
目利き
皮が銀白色に耀ききれいなもの。切り身の表面に艶があり、鮮やかなオレンジ色のもの、身の全体に張りがあり、縮んだりしぼんでいないもの。
食べ方
塩焼き、照焼きの焼き物からフライや鍋物、粕汁など様々な料理に利用されます。生食用として売られているもの以外は火を必ず通してください。
栄養
筋子やイクラに多く含まれるDHAやEPAは血液をサラサラにして血流をよくする働きがあり、脳梗塞や高血圧、心筋梗塞の予防効果があります。DHAやEPAは鮭の皮の部分にも多く含まれるので皮も食べることをおすすめ致します。また鮭には脂質の分解を手助けするビタミンB2も多く含まれており肥満防止にも役立ちます。更に鮭には、他の魚にはああまり含まれていないビタミンAも多く含み、病原体をブロックする働きがある為、風邪の予防などに有効です。このほかビタミンDyaコラーゲン、ミネラルなどバランスよく含んでおり、鮭はスタミナ栄養食といえるでしょう。
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